正規雇用を希望する割合は15.5%で、現職場の勤務継続意向が高い結果に
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、現在、非正規雇用で就労している40代~70代男女を対象にした「ミドルシニア/シニア層の非正規雇用就労者実態調査(2019年)」を発表しました。
◆ 調査概要
内容 | ミドルシニア/シニア層の非正規雇用就労者実態調査(2019年) |
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調査期間 | 2019年6月7日(金)~6月10日(月) |
調査対象 | 現在、非正規雇用(「会社員(契約社員)」「派遣社員」「パート・アルバイト」)で就労している40代~70代男女 |
調査方法 | インターネット調査 |
有効回答数 | 1,801名 |
◆ TOPICS
現在、非正規として働くミドルシニア/シニア層で、正規雇用を希望する割合は15.5%と低い結果に。雇用形態別にみると、契約社員が31.7%、派遣社員が26.4%で、パート・アルバイトの11.2%よりも高く、年代性別で見ると、40代の男性が46.2%で約半数が正規雇用を希望する結果となった【図1】。
【図1】ミドルシニア/シニア層の非正規就労者の就労実態について

また、就労目的について聞くと、40代と50代は上位3項目とも同じ結果で、「生活費のため」「自由に使える小遣い稼ぎ」「貯金をするため」とお金に関する項目が並んだ。一方、60代と70代では「健康維持のため」が上位にランクインした【図2】。
【図2】ミドルシニア/シニア層の非正規就労者の就労目的について
(複数回答)

現在働いている職場の勤務継続意向は全体で76.0%と高い結果になった。そのうち、現職場に充実感を感じている人は92.8%おり、ミドルシニア/シニア層は現職場での勤務継続意向が高いことがうかがえる。なお、退職検討理由で最も多かったのは、「時給関連の不満」だった【図3】。
【図3】ミドルシニア/シニア層の非正規就労者の現職の継続意向と
退職検討理由について(複数回答)

◆ INDEX
1,回答者プロフィール
2,就労実態
3,就労意識
4,仕事探しの実態/意識
5,退職検討要因