大学生のアルバイト実態調査(2020年)
約6割の大学生が、アルバイトをする理由として「貯金をするため」と回答
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、大学1年生から4年生(年齢:18歳~23歳)を対象とした、「大学生のアルバイト実態調査(2020年)」の結果を発表しました。
調査詳細
大学生のアルバイトをする目的
現在アルバイトをしている大学生に目的について聞いたところ、「貯金をするため(58.5%)」が最も多く、「自分の生活費のため(48.9%)」、「趣味のため(47.7%)」を大きく上回った。【図1】
【図1】アルバイトをする目的(複数回答)
大学生の現在のアルバイト職種
現在アルバイトをしている職種では、「飲食・フード(接客・調理)」が30.1%で最も高く、次いで、「教育(塾講師・家庭教師等)」が16.1%、「販売(コンビニエンスストア・スーパーマーケット)」が12.5%という結果に。【図2】
【図2】現在のアルバイト職種(単一回答)/希望するアルバイト職種(複数回答)
大学生のアルバイトをしてみたい職種
今後アルバイトをしてみたい職種について問うと、「飲食・フード(接客・調理)」が22.9%、「イベント」が17.3%、「教育(塾講師・家庭教師等)」が17.1%、「レジャー・アミューズメント」が13.8%と続き、現在のアルバイト職種とやや異なる結果となった。
また、今後アルバイトをしてみたい職種の上位を見ると、新型コロナウイルスの影響を顕著に受けているものが多い。今までは、人手不足による売り手市場で自分のやりたい仕事を選びやすい環境だったが、しばらくの間は難しくなることが予想される。
就職活動を意識
就職活動を意識してアルバイトをしている学生は、大学3年生が27.8%と最も多いが、大学1年生でも19.6%が就職活動を意識してアルバイトをしていると回答。早くから就職活動を意識し、アルバイトをしている学生が一定数いることがわかった。【図3】
【図3】就職活動を意識してアルバイトを実施している割合
また、コミュニケーション能力を意識しながらアルバイトをしている学生の割合は、全学年に共通して高い傾向に。具体的には、「自身と異なる世代の人と関わる(33.7%)」ことを大学生は期待しているようだ。【図4】
【図4】就職活動を意識してアルバイトをする学生がアルバイトで意識している項目(複数回答)
調査概要
内容 | 大学生のアルバイト実態調査(2020年) |
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調査期間 | 2020年2月21日~2月25日 |
調査対象 | 大学1年生~4年生/年齢:18~23歳 |
調査方法 | インターネット調査 |
有効回答数 | 1,280名 |
レポート内目次
- 回答者プロフィール
- 大学生のアルバイト就業実態
- 大学生のアルバイト探しに関する意識
- 非就業理由と就業意向
- 現在のアルバイトへの意識
- アルバイトにおける早期離職の実態と意識
- アルバイトにおける就職活動の意識
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