2022年3月度
正社員の平均初年度年収推移レポート
3月の全国平均初年度年収は456.4万円で、前月から3.0万円の増加
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、「2022年3月度 正社員の平均初年度年収推移レポート」を発表。本調査は、総合転職情報サイト『マイナビ転職』(https://tenshoku.mynavi.jp/)に掲載された求人の「平均初年度年収」を未経験・経験者求人別に調査している。
調査概要
調査期間 | 2022年3月1日~2022年3月31日 |
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集計対象 | 該当月における、総合転職情報サイト「マイナビ転職」に掲載開始された求人情報から、下記除外対象データを除き集計 ※除外対象:雇用形態が正社員以外 ※厚生労働省「国民生活基礎調査 所得の分布状況」を元に、所得金額上側1%を本レポートでは外れ値として設定 |
計算方法 | マイナビ転職では、初年度年収は各求人ごとに幅をもって記載されている。当レポートでは各求人に掲載されている初年度年収の下限と上限の中間の値を平均値として「初年度年収」を算出した。(例:マイナビ転職上で初年度年収が400万~550万円だった場合、当レポート上の1案件あたりの初年度年収は475万円と計算) |
未経験者・ 経験者募集求人 の区分方法 |
マイナビ転職内で設定されたコードに基づいて、以下のように区分した。 未経験者募集求人:職種・業種ともに未経験OKの求人 経験者募集求人:職種・業種いずれか、または両方の経験を問う求人 |
本社所在地 設定方法 |
マイナビ転職の求人内において、本社窓口として設定された県をもとにエリア区分を行った(不明分を除く)。 |
エリア区分 | 全国47都道府県 関東:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、茨城県、群馬県 関西:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県 東海:愛知県、静岡県、岐阜県、三重県 北海道・東北:北海道、宮城県、青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県 甲信越・北陸:新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県 中国・四国:広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県 九州・沖縄:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
目次
TOPICS
全体傾向
3月の全国平均初年度年収は、456.4万円(前月453.4万円、前年同月450.6万円)で前月から3.0万円の増加、前年同月から5.8万円増加した。【図1】。世界的な経済の先行き懸念はあるものの、経験者採用中心に年収の提示額がじわじわと上昇している。
3月の平均の未経験者求人割合は64.3%で、ほぼ横這い。コロナ前のように7割を超える数値には至っていない。採用意欲は高いものの、先ずは経験者のある即戦力を優先する採用姿勢が継続してみられる。【図2】。
【図1】<全国>募集条件別平均初年度年収推移
【図2】掲載求人の募集条件比率推移
業種別の傾向
月次で業種別平均初年度年収をみると、「環境・エネルギー」が最も高く505.1万円、次いで「IT・通信・インターネット」が503.0万円、「コンサルティング」が489.8万円となっている。「環境・エネルギー」は幅広い職種の募集が増えた影響で、増加率も高い。
掲載求人の中で経験者求人の比率が最も多かった業種は「IT・通信・インターネット」で55.5%、次いで「メーカー」で43.4%、「不動産・建設・設備」で39.1%だった【図3、4】。
【図3】<業種別>平均初年度年収ランキング(2022年3月度)
【図4】<業種別>3月の募集条件比率
職種別の傾向
月次で職種別平均初年度年収をみると、「コンサルタント・金融・不動産専門職」が最も高く550.4万円、次いで「ITエンジニア」が545.3万円、「企画・経営」が512.4万円となっている【図5】。
【図5】<職種別>平均初年度年収ランキング(2022年3月度)
INDEX
- 概要
- 業種別
- 職種別
- 本社所在地別
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