マイナビ キャリアリサーチLab

在日外国人のアルバイト実態調査(2021年)

8割以上が日本でのアルバイトは「働きやすい」と回答
改善してほしいのは「昇給・昇格スピード」

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、現在日本でアルバイトをしている在日外国人(年齢:16歳以上)を対象とした、「在日外国人のアルバイト実態調査(2021年)」の結果を発表しました。本調査は今回で3回目となります。

◆ 調査概要

内容 在日外国人のアルバイト実態調査(2021年)
調査期間 2021年3月26日~3月31日
調査対象  現在日本でアルバイトをしている在日外国人/年齢:16歳以上
調査方法 インターネット調査
有効回答数 315名

◆ TOPICS

現在日本でアルバイトをしている在日外国人に、現在の職場は働きやすいかを聞いたところ、「働きやすい」(働きやすい+どちらかというと働きやすい)が84.8%となった。働きやすい理由は「仕事が楽しい」「立地が便利である」「希望どおりの勤務時間で働ける」等が多かった。
一方「働きにくい」(働きにくい+どちらかというと働きにくい)は15.3%で、「仕事内容が過酷」「休みがとりにくい」等の理由があがった【図1】【図2】。
また、「今後も日本で働きたい」(働きたい+どちらかというと働きたい)は70.1%で、「日本で働きたくない」(働きたくない+どちらかというと働きたくない)の10.8%を大きく上回った【図3】。

【図1】現在の職場は働きやすいか

【図2】働きやすい・働きにくいと思う理由(複数回答)

【図3】今後も日本で働きたいと思うか

現在のアルバイトの職種を聞いたところ、最も多かったのが[外食(フード)]23.5%、次いで[コンビニ]19.4%、[教育(塾講師・家庭教師など)]13.3%となった。一方、やってみたい職種を聞いたところ、最も多かったのは[オフィスワーク]29.8%、次いで[教育(塾講師・家庭教師など)]27.0%、[外食(飲食店)]21.0%となっており、現在の職種と希望の職種の順位にギャップが見られた【図4】。
また、日本でアルバイト探しをする際に大変だと思うことを聞いたところ、最も高かったのは「外国人の勤務可能な求人が少ない・限られている」で59.7%だった【図5】。
外国人労働者を雇用する事業所数はコロナ禍においても増加し続けている※が、実際にアルバイトとして働く外国人労働者が仕事を探してみると、就労できる求人は限られており、必ずしも希望に沿った職種で働くことができない環境であることがうかがえた。
※厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和2年10月末現在)より

【図4】現在の職種(単一回答、左)とやってみたい職種(複数回答、右)上位

【図5】日本でアルバイト探しをする際に大変だと思うこと

今後も日本で働きたいと回答した人に、希望する雇用形態を聞いたところ、最も高かったのは「正社員」で74.2%だった。また、日本で働いてみて改善が必要だと感じた点は「昇給・昇格のスピード」44.1%、次いで「基本給」が34.6%となった。今後は正社員として働きたいが、現在はアルバイトとして働いており、必ずしも希望どおりの就労条件で働けていないことがわかる。実際に「昇給・昇格のスピード」は改善すべき点となっており、「正社員に昇格したいけれどなれない」「給与の昇給スピードが遅い」等を課題に感じている外国人労働者がいることが考えられる【図6】【図7】。

【図6】今後希望する雇用形態

【図7】日本で働いてみて改善が必要だと感じた点(複数回答)上位

【図8】直近のアルバイト探しについて、探し始めてから就労までかかった日数

◆ INDEX

1,回答者プロフィール
2,アルバイト就労実態
3,アルバイト就労探し
4,アルバイト就労意識
5,その他

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