- 社会人になるにあたっての期待と不安 不安がやや上回る【詳しくはこちら】
- 働くイメージが持てている学生は約半数程度【詳しくはこちら】
- 内々定後、入社予定先との面談やアルバイトなどで働くイメージが持てたという意見も【詳しくはこちら】
- 入社予定先に関して理解度の低い情報は「社内の人間関係に関する情報」【詳しくはこちら】
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、2027年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<社会人への不安と期待>」の結果を発表しました。
社会人への不安と期待
- 社会人になるにあたっての期待と不安 不安がやや上回る
- 学生の期待は「自分でお金を稼ぎ、使うことができる(58.7%)」が最多
- 学生の不安は「仕事をうまく進められるか(59.8%)」が最多
期待と不安のどちらが大きいか
学生に対して、社会人になるにあたって期待と不安どちらが大きいかをたずねたところ、「期待」と回答した学生は45.7%、「不安」と回答した学生は54.3%とやや不安が上回る結果であった。【図1】
【図1】社会人になるにあたって期待と不安どちらが大きいか / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<社会人への不安と期待>
期待する理由/不安に思う理由
期待と回答した学生にどんな期待をもっているか聞くと、「自分でお金を稼ぎ、使うことができる(58.7%)」「今までにない新しい環境(43.3%)」といった自立ゆえの自由さや新たな環境となることに期待を寄せていることがわかる。
また、不安と回答した学生の不安に思うことは、「仕事をうまく進められるか(59.8%)」「職場での人間関係(57.7%)」といった仕事への不安や新たな環境ゆえの人間関係への不安に対する回答が多くみられた。【図2】
【図2】どんな期待/不安をもっているか / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<社会人への不安と期待>
学生の働くイメージ
- 働くイメージが持てている学生は約半数程度
- 内々定後の面談やアルバイトなどで働くイメージが持てたという意見も
働くイメージを持っているか
現時点で働くイメージが持てている学生は約半数程度であった。【図3】
【図3】社会に出て働くイメージ / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<社会人への不安と期待>
働くイメージが持てた理由とタイミング
働くイメージが持てた理由やタイミングを自由回答にて尋ねると、「一次選考の段階で工場や仕事について詳細に教えてもらった。」「長期インターンシップで、実際に働いたため。」といったようにキャリア形成活動や就職活動によってイメージを明確にしたという意見が寄せられた。
さらに、内々定後であっても若手社員とのカジュアル面談などを通して、イメージを持てたという意見もあり、内々定後のフォローの重要性がわかる。【表1】
【表1】働くイメージが持てた理由やそのタイミングについて / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<社会人への不安と期待>
入社予定先に関する情報の理解度
理解度の低い情報は「社内の人間関係に関する情報」
入社予定先に関する情報をどの程度理解しているかについて、5段階で尋ねた。各項目について、「深く理解している」「やや理解している」と回答した学生の合計の割合(以下、理解している割合)を降順で示した。【図4】
理解している割合が高かった項目は、「待遇(給与・福利厚生等)に関する情報(86.7%)」、「勤務地に関する情報(83.1%)」であった。これらの情報は、会社説明会や選考を通じて企業から提供される機会が多く、学生にも十分に伝わっていることがうかがえる。
一方で、理解している割合が比較的低かったのは、「企業の財務状況・株価に関する情報(48.1%)」、「社内の人間関係に関する情報(47.6%)」であった。特に社内の人間関係については、図2で示した「不安」の要因の一つにもなっている。
学生にとっては、配属先でどのような人と働くのか、職場の雰囲気はどのようなものかといった情報を十分に把握できていない状況にあると推測される。入社後の早期適応を支援するためにも、選考や内定後のフォローを通じて、実際に働く社員との接点を増やすなど、職場の人間関係や組織風土がイメージできる情報提供が求められるだろう。
※理解している割合:「深く理解している」「やや理解している」の合計
調査担当者コメント
社会人生活に対する期待と不安を比較すると、不安を抱く学生がやや上回る結果となりました。こうした不安の背景には、働くイメージを十分に持てていない学生が少なくないことも影響していると考えられます。今回の調査では、現時点で働くイメージを持てている学生は約半数にとどまりました。
一方で、自由回答からは、インターンシップや選考過程での説明、社員との交流などを通じて働く姿を具体的にイメージできたという声が寄せられています。特に、内々定後であっても若手社員との面談などを通じて理解が深まったという意見もみられ、社員との接点が働くイメージの形成に重要な役割を果たしていることがうかがえます。
学生の不安を軽減し、入社後のスムーズな適応につなげるためには、仕事内容や制度の説明だけでなく、実際に働く社員や職場の雰囲気に触れられる機会を提供することが重要です。選考段階から内々定後まで継続的な情報提供やコミュニケーションを行うことで、学生が自身の働く姿をより具体的に描けるようになり、安心して入社日を迎えられるのではないでしょうか。
マイナビキャリアリサーチLab研究員 中島英里香
調査概要
| 内容 |
マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<就職活動・進路決定>
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| 調査期間 |
2026年8月25日(火)~2026年8月31日(月) |
| 調査対象 |
2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生 |
| 調査方法 |
マイナビ2027会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートより回収 |
| 有効回答数 |
1,557名 |
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