株式会社マイナビは、現在アルバイトをしている10~70代の男女を対象とした、「アルバイト就業者調査(2026年)」の結果を発表した。
アルバイト就業実態
平均勤務日数、平均勤務時間、平均月収、掛け持ち率、アルバイト探し率
【図1】アルバイト就業実態一覧/アルバイト就業者調査(2026年)
アルバイト職種(現在・希望・副業/掛け持ち)
現在のアルバイト職種は「飲食・フード(接客・調理)」が最も高く、次いで「販売(コンビニ・スーパー)」、 「オフィスワーク・事務」となった。「飲食・フード(接客・調理)」として働いている割合は10代20代で高くなっており、10代では約5割が従事している。
やってみたいアルバイトの職種は「オフィスワーク・事務」が最も高く、次いで「飲食・フード(接客・調理)」 、「軽作業」となった。10代では「飲食・フード」、20代では「レジャー・アミューズメント」、30代~70代では「オフィスワーク・事務」がトップとなった。
副業/掛け持ちのアルバイトの職種は「飲食・フード(接客・調理)」が最も高く、次いで「販売(コンビニ・スーパー)」 、「教育(塾・家庭教師等)」となった。10代~30代では「飲食・フード(接客・調理)」が最も高く、40代~50代では「軽作業」、60代では「教育(塾講師、家庭教師等)」、70代では「医療・介護・福祉」と年代で違いが見られた。【図2】
【図2】現在の職種、やってみたい職種、副業/掛け持ちの職種上位/アルバイト就業者調査(2026年)
アルバイト探しの実態
アルバイト探しの必須条件
アルバイト探しで必須とされる項目は、全体では「自宅から近い」が45.7%で最も高く、次いで「シフトの融通がきく」が43.3%となった。「自宅から近い」は全体で最も高く、40代以降では特に重視される傾向がみられる。50代・60代では5割を超え、移動負担の少なさが重要な条件となっている。
「シフトの融通がきく」は10代・20代・30代では最も高い項目となった。学業や家庭、他の予定との両立を重視する様子がうかがえる。10代では「学業への理解がある」が33.6%で3位となっており、学校生活との両立が重要な条件になっている。
「未経験でもできる仕事である」がどの年代でも挙げられているが、特に10代~30代では優先順位の高い条件となっている。主婦層が多い30代、40代は「子育てへの理解がある」の割合が高い。50代以降では「年齢に関係なく活躍できる」が上位に入り、特に70代では55.6%で最も高くなった。高年齢層ほど、年齢に左右されず働ける環境を重視している。年代が上がるにつれて、「長期で働ける」を重視する割合が高まる傾向がみられた。【図3】
【図3】アルバイト探しの必須条件(複数回答)上位/アルバイト就業者調査(2026年)
採用までの期間
アルバイトを探してから採用されるまでの期間は全体では「1週間未満」が最も高く35.4%、次いで「1週間以上~2週間未満」が22.9%となった。
年代別に見ると、特に10代がアルバイトを探してから短期間で採用されており、4割以上が1週間未満となっている。【図4】
【図4】探してから採用されるまでの期間/アルバイト就業者調査(2026年)
アルバイト先決定要因
アルバイト先の決め手となった要因は、「応募後にすぐに企業から連絡がきた」が最も高く39.9%、次いで「すぐに合否通知の連絡が来た」が30.1%、「応募から面接までの案内が丁寧だった」が25.4%となった。
アルバイト求職者は仕事を探してからすぐに採用されることを重視しており、応募後の企業からのレスポンスの早さは勤務先を決定する上で重要なポイントとなっている。【図5】
【図5】アルバイト先を決めた要因 上位/アルバイト就業者調査(2026年)
アルバイト経験から得られているもの
アルバイト経験から得られているものは、仕事・キャリア関連では「働くことに対する意義」「対人スキルの向上」「自分の職務適性」が上位となった。また、生活・プライベート関連では「健康維持や体力向上」「自己管理力・規律の向上」「信頼できる人間関係の構築」があげられた。
全体的に学生層ほどアルバイトを通じて得られているものが多い傾向がみられ、アルバイトが収入を得る手段だけでなく、社会経験や自己成長の機会にもなっていることがうかがえる。【図6】
※項目ごとに「非常に得られている」「かなり得られている」「多少得られている」の合計スコアをグラフ化した
【図6】アルバイト経験から得られていると感じるもの/アルバイト就業者調査(2026年)
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