- 内々定率は81.2%、前年同月から1.6pt減少。5月末からは4.8pt増【詳しくはこちら】
- 文系は前年同月比3.6pt減の77.8%、理系は前年同月比1.4pt増の86.5%【詳しくはこちら】
- 活動継続率は37.8%と、前年同月より2.2pt増加【詳しくはこちら】
- 活動継続者は内定式が行われる10月1日までに活動を終えたいという意識か【詳しくはこちら】
- 企業から交通費等を支給された機会、理系は「インターンシップ等に参加する時」も高い割合【詳しくはこちら】
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、2027年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>」の結果を発表しました。
内々定率と活動継続率
- 内々定率は81.2%、前年同月から1.6pt減少。5月末からは4.8pt増
- 文系は前年同月比3.6pt減の77.8%、理系は前年同月比1.4pt増の86.5%
- 活動継続率は37.8%と、前年同月より2.2pt増加
- 文系は46.1%で前年同月を上回り、前年より活動を継続している学生が多い
内々定率の推移
6月末の内々定保有率は81.2%と8割を超えたが、前年をわずかに下回った(前年同月比1.6pt減)。前月からは4.8pt増だった。【図1】
【図1】全体の内々定率の推移 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
前々年(81.7%)から前年(82.8%)は1.1ptの増加だったが、今年は1.6ptの減少となり、前々年の値も下回っている。【図2】
【図2】全体の内々定率・6月末現在 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
【文理別】6月末内々定率
文理別に見ると、文系は77.8%で前年を下回り(前年同月比3.6pt減)、理系は86.5%で前年を上回った(前年同月比1.4pt増)。前月からは文系が4.6pt増、理系が5.2pt増だった。【図3】
【図3】文理別内々定率の推移 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
活動継続率の推移
内々定を持ちながら活動を継続する学生と未内々定者と合わせた活動継続率は37.8%と、前年同月の35.6%から2.2pt増加し、前年よりやや活動している学生が多い状況だ。前月との比較では12.6pt減だった【図4】
【図4】6月末活動継続率の推移 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
【文理別】6月末活動継続率
文理別に見ると、文系は46.1%(前年同月比4.8pt増)と前年同月を上回り、前年より活動を継続している学生が多い。理系は24.9%(前年同月比1.8pt減)と前年同月をやや下回った。前月との比較では文系は11.9pt減、理系は13.8pt減で、その分、活動を終了した学生が増えていることになる。【図5】
【図5】6月末活動継続率(文理別) / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
入社意思の低い企業に辞退の意思を伝えているか
内々定保有社数2社以上の学生が、入社意思の低い企業に対して、辞退の意思を伝えているか調べたところ、「既に全ての企業に伝えた」という学生は45.2%で、前月より5.9pt増加した。「一部の企業にのみ伝えた」という学生は28.3%で、前月より1.9pt減少した。活動を終了する学生が増えるにつれ、辞退の意思を伝える学生も増えているようだ。【図6】
【図6】入社意思の低い企業に対して、辞退の意思を伝えているか / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
就職活動をいつ頃まで続ける予定か
活動継続者に、就職活動をいつ頃まで続ける予定か聞いたところ、内々定を保有して活動を継続する学生では、7月末までという学生が38.4%で最も多かったが前年よりは減少し、8月末まで、9月末までという学生がそれぞれ前年より増加した。【図7】
【図7】就職活動をいつ頃まで続ける予定か・内々定あり活動継続 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
未内々定者でも9月末までという学生が前年より増加している。内定式が行われる10月1日までに活動を終えたいという意識が働いているようだ。
【図8】就職活動をいつ頃まで続ける予定か・未内々定 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
企業から交通費・宿泊費を支給された経験について
- 理系学生の方が文系学生より支給された割合や平均金額が高い
内々定を得る前に交通費・宿泊費を支給されたことはあるか
これまでの活動で、応募した企業から内々定を得る前に交通費や宿泊費を支給されたことがあるか聞いたところ、66.2%の学生があると回答した。支給されたことがある割合は理系(77.5%)の方が文系(58.8%)より高い。【図9】
【図9】これまでの活動で、応募した企業から内々定を得る前に交通費や宿泊費を支給されたことはあるか/ マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
支給された交通費・宿泊費の合計金額平均
支給された金額の平均は全体で4万4,074円だった。文系学生が2万9,455円だったのに対し、理系学生は5万9,996円と約2倍だった。【図10】
【図10】これまでに企業から支給された交通費・宿泊費の合計金額平均 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
どの機会に支給されたか
どの機会に支給されたかでは文理とも「最終面接を受ける時」が最も高かったが、理系学生は「インターンシップ等のキャリア形成プログラムに参加する時」も65.0%と高い割合だった。売り手市場の中、交通費や宿泊費を負担してでも学生を集めようとする企業の姿勢がうかがわれる結果となっている。【図11】
【図11】「企業から支給された交通費・宿泊費」はどの機会に支給されたものか(一部抜粋) / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
調査担当者コメント
6月末時点の内々定保有率は81.2%となり、多くの学生が入社先を決定する段階に入っていることがうかがえます。一方で、活動継続率は37.8%と前年を上回っており、内々定を得た後も、より自分に合った企業との出会いを求めて情報収集や選考参加を続ける学生が一定数存在しています。
また、活動継続者の間では9月末まで就職活動を行う予定とする割合が増加しており、内定式が行われる10月1日を一つの節目として意識していることが考えられます。就活生の皆さんには、周囲の状況に左右されることなく、自分が大切にしたい価値観や将来像に目を向け、納得感を持って入社先を選んでいただければと思います。
マイナビキャリアリサーチLab研究員 石田力
調査概要
| 内容 |
マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査6月<就職活動・進路決定>
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| 調査期間 |
2026年6月25日(木)~2026年6月30日(火) |
| 調査対象 |
2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生 |
| 調査方法 |
マイナビ2027会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートより回収 |
| 有効回答数 |
1,439名 |
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