- OB・OG訪問は学生の4人に1人が実施【詳しくはこちら】
- 実施時期は「2025年10月~2026年3月」がいずれも20%超【詳しくはこちら】
- OB・OG訪問後、次のステップに進みたいと感じたことがある学生は75.0%【詳しくはこちら】
- OB・OG訪問を行わなかった理由は「必要性を感じないから(26.7%)」が最多【詳しくはこちら】
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、2027年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<学生のOB・OG訪問経験>」の結果を発表しました。
学生のOB・OG訪問経験と実施タイミング
- OB・OG訪問は学生の4人に1人が実施
- 実施時期は「2025年10月~2026年3月」がいずれも20%超
- OB・OG訪問の目的は「働くイメージの具体化」
OB・OG訪問経験
学生にOB・OG訪問の経験について尋ねたところ、4人に1人が「経験あり」と回答した。訪問人数は、対面が平均2.2人、WEBが平均2.8人と、WEBでの訪問がやや多い結果となった。【図1】
【図1】OB・OG訪問経験と会った人数(平均) / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<学生のOB・OG訪問経験>
OB・OGを訪問した時期
OB・OG訪問の実施時期を見ると、「2025年10月~2026年3月」がいずれも20%を超えており、大学3年生の秋から4年生の春にかけて活発に行われていることがうかがえる。【図2】
【図2】OB・OGを訪問した時期 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<学生のOB・OG訪問経験>
近年、インターンシップや仕事体験への参加は夏季休暇中の8月・9月が多く(※)、この時期に業界や仕事の理解を深め、秋以降に実際に働く社員(OB・OG)への訪問へと行動を進める学生が多いと考えられる。
※2026年卒 内定者意識調査
OB・OG訪問を行う理由
OB・OG訪問を行った理由としては、「働くイメージを具体的にしたいから(46.1%)」が最多となった。次いで、「面接で話せる材料になるから(38.7%)」「志望動機の材料にしたいから(38.2%)」がいずれも約4割で続いた。【図3】
【図3】OB・OG訪問をしようと思った理由 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<学生のOB・OG訪問経験>
これらの結果から、学生は企業理解を深めるだけでなく、選考での活用も見据えてOB・OG訪問を実施していることがうかがえる。
OB・OG訪問の効果
- OB・OG訪問後、次のステップに進みたいと感じたことがある学生は75.0%
- 次のステップに進みたくないと感じた理由は「企業になじめないと思った(34.7%)」が最多
- OB・OGと話をするメリットは「業界や具体的な仕事内容について聞ける(40.8%)」が最多
実施後、次のステップに進むか
OB・OG訪問の実施後、次のステップに進みたいと感じたことがある学生は75.0%にのぼった。一方で、進みたくないと感じた学生も1割程度見られた。【図4】
【図4】OB・OG訪問によって次のステップに進みたくなったか / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<学生のOB・OG訪問経験>
次のステップに進みたくないと感じた理由としては、「企業になじめないと思った(34.7%)」「仕事内容が自分に合わないと思った(27.0%)」などがあげられた。社員と話すことによって、具体的な情報を得て、自身との適合度合いを見極める機会になっていることがうかがえる。【図5】
【図5】次のステップへは進みたくないと感じた理由 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<学生のOB・OG訪問経験>
学生の考えるOB・OG訪問を行うメリット
OB・OGと話をするメリットとしては「業界や具体的な仕事内容について聞ける(40.8%)」「会社で働く雰囲気がつかめる(39.1%)」「人事担当者には聞けない情報(本音)が聞ける(33.2%)」といった回答が多くあげられた。このように学生は社員からより“リアル”な情報が得られることがメリットだと感じているようだ。【図6】
【図6】OB・OOGと話すメリット / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<学生のOB・OG訪問経験>
OB・OG訪問を行わない理由
- OB・OG訪問を行わなかった理由は「必要性を感じないから(26.7%)」が最多
- 一方で希望はあったものの手段が不明で実施に至らなかった学生も
OB・OG訪問を行わなかった理由
OB・OG訪問を行わなかった理由としては、「必要性を感じないから(26.7%)」が最多となった。一方で、「申し込み方法や手順が分からないから(20.3%)」「希望する企業に学校の先輩がいないから(14.9%)」など、意欲はあっても実施に至らなかった学生の声も一定数見られた。【図7】
【図7】OB・OG訪問をしなかった理由 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<学生のOB・OG訪問経験>
OB・OGへの連絡方法
また、OB・OGへの連絡方法としては、「人事担当者からの紹介(26.0%)」が最多であったことから、希望する学生に対して企業側が接点を提供することの重要性がうかがえる。【図8】
【図8】OB・OGに連絡を取る際の情報収集方法 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<学生のOB・OG訪問経験>
調査担当者コメント
本調査では、学生のOB・OG訪問の実態について明らかにしました。実施時期が「秋から就職情報解禁月である3月」に集中している点から、特に夏季休暇期間のインターンシップ等を通じた「業界・職種理解」のフェーズを経て、実際に働く社員から話を聞くことで、自身との適合度合いを見極める段階で活用されていると考えられます。
SNSの普及によりキャリアに関する情報は得やすくなっていますが、「実際に働く」というリアルな情報は、直接の対話を通じて得られる側面が大きいといえます。また、OB・OG訪問を通じて「仕事内容が自分に合わない」といったミスマッチに気づく学生も見られ、選考前の意思決定を支える役割も果たしています。
一方で、訪問を希望しながらも機会を得られなかった学生も一定数存在しました。OB・OG訪問は学生・企業双方にとって有益な機会であることから、今後は企業による機会創出の取り組みがより一層求められると考えられます。
マイナビキャリアリサーチLab研究員 中島英里香
調査概要
| 内容 |
マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
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| 調査期間 |
2026年5月25日(月)~2026年5月31日(日) |
| 調査対象 |
2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生 |
| 調査方法 |
マイナビ2027会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートより回収 |
| 有効回答数 |
1,841名 |
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