- 内々定率は76.4%、前年同月から0.7pt減少。4月末からは5.5pt増【詳しくはこちら】
- 文系は前年同月比0.7pt減の73.2%、理系は前年同月比0.8pt減の81.3%【詳しくはこちら】
- 活動継続率は50.4%と、前年同月より0.2pt減少【詳しくはこちら】
- 5月中に内々定を得た企業はインターンシップ等に参加していなかった割合が高かった【詳しくはこちら】
- 未内々定者の就職活動に対し不安がある割合が前年より増加【詳しくはこちら】
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、2027年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>」の結果を発表しました。
内々定率と活動継続率
- 内々定率は76.4%、前年同月から0.7pt減少。4月末からは5.5pt増
- 文系は前年同月比0.7pt減の73.2%、理系は前年同月比0.8pt減の81.3%
- 活動継続率は50.4%と、前年同月より0.2pt減少
- 理系はすでに内々定を得ている学生に対しさらに別の志望度の高い企業から内々定が出た
内々定率の推移
5月末の内々定保有率は前年同月を0.7pt下回り、76.4%となった。前月と同様に、ほぼ前年並みの状況だ。4月末時点からは5.5ptの増加となっている。【図1】
【図1】全体の内々定率の推移 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
前々年(74.4%)から前年(77.1%)は2.7ptの増加だったが、今年は0.7ptの減少とわずかながら減少に転じた。【図2】
【図2】全体の内々定率・5月末現在 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
【文理別】5月末内々定率
文理別に見ると、文系73.2%(前年同月比0.7pt減)、理系81.3%(前年同月比0.8pt減)で、いずれも前年をわずかに下回った。理系は前月(80.3%)から1.0ptの増加にとどまった。【図3】【図4】
【図3】5月末内々定率(文系) / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
【図4】5月末内々定率(理系) / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
活動継続率の推移
内々定を持ちながら活動を継続する学生の割合は26.8%で、前年同月の27.7%から0.9pt減少した。未内々定者と合わせた活動継続率は50.4%と、前年同月(50.6%)と同程度である。【図5】
【図5】5月末活動継続率の推移 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
【文理別】5月末活動継続率
文理別に見ると、文系は58.0%(前年同月比1.1pt減)で前年同月をやや下回ったが、理系は38.7%(前年同月比1.5pt増)と前年同月をやや上回った。前月との比較では文系は13.8pt減、理系は7.9pt減で、その分、活動を終了した学生が増えていた。
理系は内々定率は前月からあまり増えなかったが、すでに内々定を得ている学生に対しさらに別の志望度の高い企業から内々定が出たことにより、活動を終了した学生が出たものと思われる。【図6】【図7】
【図6】5月末活動継続率(文系) / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
【図7】5月末活動継続率(理系) / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
入社意思の高い企業のインターンシップ等への参加
- 現在入社意思の最も高い企業のインターンシップ等に参加した割合が前月から減少
- インターンシップ等の種類では「オープン・カンパニー&キャリア教育等」が58.0%で最も高い割合
現在入社意思の最も高い企業のインターンシップ等に参加したか
現在、入社意思の最も高い企業のインターンシップ等の参加割合は61.4%で、前月の74.9%から13.5pt減少した。5月中に内々定を得た志望度の高い企業のうち、インターンシップ等に参加していなかった企業の割合が高かったため、インターンシップ等の参加割合が下がったものと思われる。【図8】
【図8】現在入社意思の最も高い企業のインターンシップ等に参加したか / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
現在入社意思の最も高い企業のインターンシップ等の平均参加日数
また、現在、入社意思の最も高い企業のインターンシップ等の平均参加日数は3.3日で、前月の3.8日から0.5日減った。5月中に内々定を得た志望度の高い企業のうち、参加したインターンシップ等の日数が比較的短期だった企業の割合が高かったため、平均参加日数が減ったものと思われる。【図9】
【図9】現在入社意思の最も高い企業のインターンシップ等の平均参加日数 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
就職活動に対する不安と活動量
- 未内々定者の就職活動に対し不安がある割合が前年より増加
- 未内々定の学生の不安が高まり、活動量を増やそうとしている
就職活動に対し不安はあるか(内々定状況別)
就職活動に対する不安について聞いたところ、未内々定者では不安がある学生が83.6%(前年同月比5.4pt増)で、前年より増加した。内々定を持ちながら活動を継続する学生では63.3%(前年同月比0.1pt増)が不安があると回答した。【図10】
【図10】就職活動に対し不安はあるか・内々定状況別/ マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
今後、何社ぐらい選考を受けようと考えているか
また、活動継続者に対し、今後何社くらい選考を受けようと考えているかを聞くと、平均は4.8社で、前年から0.7社増加した。未内々定者では平均7.0社で、前年から1.6社増加した。4人のうち3人以上が内々定を保有している状況の中、未内々定の学生の不安が高まり、活動量を増やそうとしているようだ。【図11】
【図11】今後、何社ぐらい選考を受けようと考えているか / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
調査担当者コメント
5月末時点の内々定保有率は76.4%と前年並みの水準で推移しています。一方で、5月は活動を終了する学生が増え、特に志望度の高い企業からの内々定を受けて意思決定を進める動きが見られました。また、インターンシップ等に参加しなかった企業からの内々定も一定数確認され、学生・企業双方の接点の持ち方が広がっていることがうかがえます。
一方、未内々定の学生の不安は強まっており、受験社数を増やすなど活動量も拡大しています。就職活動が順調に進む層と、不安を抱える層との違いがより明確になってきている点が特徴的です。こうした状況を踏まえ、企業側には、意思決定段階の学生への丁寧な情報提供に加え、活動を続ける学生にも継続的な配慮が求められます。
マイナビキャリアリサーチLab研究員 石田力
調査概要
| 内容 |
マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>
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| 調査期間 |
2026年5月25日(月)~2026年5月31日(日) |
| 調査対象 |
2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生 |
| 調査方法 |
マイナビ2027会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートより回収 |
| 有効回答数 |
1,841名 |
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