- 学生の66.9%がアルバイト就業時の「服装・身だしなみの自由」に賛成。賛成理由は「自分らしく働きたい」「リラックスして仕事ができる」が上位【詳しくはこちら】
- 学生の約6割が「服装・身だしなみが自由である職場は、応募意欲が上がる」、「働くモチベーションが上がると思う」と回答【詳しくはこちら】
- 直近5年間で服装・身だしなみの決まりを緩和した企業は3割。緩和したことによる影響は「従業員のモチベーション向上に繋がった」が最多【詳しくはこちら】
【個人】服装・身だしなみに関する意識
服装・身だしなみ自由に対する賛成・反対
- 学生の66.9%がアルバイト就業時の「服装・身だしなみの自由」に賛成
- 賛成理由は「自分らしく働きたい」「リラックスして仕事ができる」が上位
アルバイト就業者に、職場の服装や身だしなみの自由が認められることについて賛成か反対か聞いたところ、賛成派(賛成24.1%+どちらかと言えば賛成29.5%)は53.6%で、前年に続き過半数を占めた。アルバイトをしている学生(高校生+大学生)に限定すると、賛成派が66.9%で全体より13.3pt高かった。【図1】
【図1】職場の服装・身だしなみの自由が認められることに対する意見/マイナビ アルバイトの服装・身だしなみに関する調査レポート2026年
賛成の理由(複数回答)では、全体・学生ともに「自分らしく働きたい」「リラックスして仕事ができる」「職場の堅苦しさがなくなる」がトップ3となった。【図2】
【図2】職場の服装・身だしなみの自由が認められることに賛成の理由/マイナビ アルバイトの服装・身だしなみに関する調査レポート2026年
反対の理由(複数回答)では、全体のトップが「動作性(動きやすさ等)・安全面・衛生面に影響がありそう」となった。一方、学生のトップは「ふさわしい格好を選ぶ自信がない」だった。【図3】
【図3】職場の服装・身だしなみの自由が認められることに反対の理由/マイナビ アルバイトの服装・身だしなみに関する調査レポート2026年
アルバイト就業者に、服装・身だしなみに関して働く人の自由が認められるべきだと思う内容(複数回答)を聞いたところ、全体・学生ともに「髪色」「髪型」「メイク」が上位となった。【図4】
【図4】服装・身だしなみの自由が認められるべき項目/マイナビ アルバイトの服装・身だしなみに関する調査レポート2026年
服装・身だしなみの応募への影響
- 学生の約6割が「服装・身だしなみが自由である職場は、応募意欲が上がる」
- 「働くモチベーションが上がると思う」と回答
アルバイト就業者のうち、「服装・身だしなみが自由である職場は、応募意欲が上がる」とした割合は、アルバイト就業者全体が51.3%に対し、学生は66.0%で10pt以上高かった。
「服装・身だしなみが自由である職場は、働くモチベーションが上がると思う」とした割合は、アルバイト就業者全体が51.0%に対し、学生は59.3%だった。特に学生は服装・身だしなみの自由が就業先決定や働く意欲に影響する可能性がうかがえる。
「就業先指定の服装の実費負担があり、それを負担に感じたことがある」とした割合は、全体が24.8%、学生が31.7%となった。【図5】
【図5】服装・身だしなみの仕事への影響/マイナビ アルバイトの服装・身だしなみに関する調査レポート2026年
【企業】服装・身だしなみの決まりの緩和状況
- 直近5年間で服装・身だしなみの決まりを緩和した企業は3割
- 緩和したことによる影響は「従業員のモチベーション向上に繋がった」が最多
企業の採用担当者に、直近5年間(2021年~2025年)で従業員の服装・身だしなみの決まりを緩和したか聞いたところ、緩和した割合は33.4%だった。【図6】
【図6】直近5年以内(2021年~2025年)にアルバイト従業員の服装・身だしなみの決まりを緩和したか/マイナビ アルバイトの服装・身だしなみに関する調査レポート2026年
緩和した具体的な内容では、「服装」が53.4%で最も多く、「服装の色(32.2%)」「髪色(30.7%)」と続いた。【図7】
【図7】アルバイト従業員の服装・身だしなみのについて直近5年以内に緩和した内容/マイナビ アルバイトの服装・身だしなみに関する調査レポート2026年
また、服装・身だしなみの決まりを緩和した影響(複数回答)について聞いたところ、良い影響では「従業員のモチベーション向上に繋がった」が29.5%で最も多く、「働きやすい会社のイメージがついた」「職場の堅苦しさがなくなった」と続いた。良くない影響では「衛生面に支障が出た」が9.1%で最も多かったが、良い影響の各項目に比べて全体的にスコアが低かった。【図8】
【図8】服装・身だしなみの決まりを緩和したことによる影響/マイナビ アルバイトの服装・身だしなみに関する調査レポート2026年
調査者コメント
アルバイト就業者の服装・身だしなみに対する関心の高さがうかがえる結果となり、特に学生においては「自由」に対する意識の高さが目立ちました。服装・身だしなみの自由に賛成する背景には、「自然体でいられる環境」に対するニーズがあるのではないでしょうか。仕事とプライベートの境界を分け、仕事の度に“バイトモード”へ気持ちを切り替えるというよりも、自分らしく安定した心で向き合えるような職場に魅力を感じているのかもしれません。
一方で、学生の反対意見では「ふさわしい格好を選ぶ自信がない」が上位となりました。これは、働いた経験が少ないがためにしきたりが分からなかったり、学生時代の制服文化が根付いていたりが関係しているかもしれません。加減がわかりにくい「自由」に、かえって煩わしさを感じる人がいることも留意すべき点です。
企業調査の結果からは、服装・身だしなみの決まりを緩和することで従業員の働く意欲や職場のイメージ向上に繋がっている様子もみられ、人材の獲得や定着に寄与する可能性が感じられます。新年度が始まりバイト人材の入れ替わりが多くなる4月~5月にかけて、企業は「服装・身だしなみ」の観点から、職場の魅力を高める工夫を検討してみても良いのではないでしょうか。
マイナビキャリアリサーチLab研究員 宮本 祥太
調査概要
| 内容 |
マイナビ アルバイトの服装・身だしなみに関する調査レポート2026年 |
| 調査期間 |
2026年3月2日(月)~ 2026年3月10日(火) |
| 調査対象 |
<個人>全国の15-69歳の男女(中学生を除く)のうち、アルバイトの仕事をしている人
<企業>従業員数10名以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、自社の採用方針を把握しており、アルバイトを雇用しているとした人
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| 調査方法 |
インターネット調査 |
| 有効回答数 |
個人:3,355件 企業:789件
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