- 学生が選考を受ける予定の業界1位は「ソフトウエア・情報処理・ネット関連」【詳しくはこちら】
- 学生の第一志望業界1位は文系「官公庁・公社・団体」、理系「ソフトウエア・情報処理・ネット関連/繊維・化学・ゴム・ガラス・セラミック」【詳しくはこちら】
- 学生が業界を選ぶ上で重視しているポイントは「給与・待遇」「休日・休暇・労働時間」、次いで「仕事の魅力」【詳しくはこちら】
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、2027年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2027年卒 大学生 志望業界ランキング」の結果を発表しました。
選考を受ける予定の業界
- 学生が選考を受ける予定の業界1位は「ソフトウエア・情報処理・ネット関連」
選考を受ける予定の業界(複数選択)
2027年卒の学生に、今後の就職活動で選考を受ける予定の企業の業界を尋ねたところ、1位は「ソフトウエア・情報処理・ネット関連(15.8%)」、2位は「食品・農林・水産(13.2%)」、3位は「官公庁・公社・団体(12.0%)」であった。【表1】
【表1】選考受検予定の業界/2027年卒 大学生 志望業界ランキング
また、2026年卒学生がこれまでにエントリーしたことのある業界(※1)を見ても、1位は「ソフトウエア・情報処理・ネット関連」、2位は「食品・農林・水産」であり、昨年に引き続きIT業界と食品業界の人気が高いことがわかる。
学生は一般的に、BtoCのような生活に身近な業界を志向する傾向があるが、インターネットやスマートフォンが当たり前の環境で育った2027年卒の学生にとって、IT業界もまた身近な存在として認識されていると考えられる。
※1 2026年卒 大学生業界イメージ調査
学生の第一志望業界と志望理由
- 学生の第一志望業界1位は文系「官公庁・公社・団体」
- 理系「ソフトウエア・情報処理・ネット関連/繊維・化学・ゴム・ガラス・セラミック」
文理別の第一志望業界
学生に第一志望の業界を尋ねたところ、文系では「官公庁・公社・団体(11.6%)」、理系では「ソフトウエア・情報処理・ネット関連/繊維・化学・ゴム・ガラス・セラミック(10.7%)」が同率で1位となった。【表2】
【表2】志望業界ランキング/2027年卒 大学生 志望業界ランキング
第一志望業界を志望した理由
第一志望業界を志望した理由を自由回答にて尋ねると、「兄が働いており、話を聞いて良いと思った。(文系女子:官公庁・公社・団体)」「母が薬局で働いており、健康に関わる仕事につきたいと考えるようになった。(理系女子:食品・農林・水産)」というように家族からの影響で志望するようになったという理由がみられた。
その他にも、「合同説明会でほかの企業と言っていることが違うことで惹かれた。(文系男子:介護・福祉サービス)」「大学主催の合同説明会で偶然声をかけてもらった。(理系女子:官公庁・公社・団体)」といったように偶然の出会いから志望するという理由もみられた。【表3】
【表3】第一志望の業界を志望する理由/2027年卒 大学生 志望業界ランキング
学生が業界を選ぶ際のポイント
業界選びで重視するポイント
- 学生が業界を選ぶ上で重視しているポイントは「給与・待遇」「休日・休暇・労働時間」
学生が業界を選ぶ上で重視しているポイントを尋ねたところ、「給与・待遇(48.8%)」「休日・休暇・労働時間(44.9%)」が多くあげられ、次いで「仕事の魅力(39.3%)」となった。業界選びにおいて仕事内容そのものよりも、待遇面を重視する学生が多いようだ。【図1】
【図1】業界を選ぶ上で重視しているポイント/2027年卒 大学生 志望業界ランキング
企業調査(※2)によると、初任給の引き上げを予定している企業は55.4%と半数もの企業が引き上げを予定している。しかしながら、学生に目を向けてもらうためには1企業が待遇を向上させるだけではなく、業界全体による取り組みを行い、業界イメージを更新することが必要かもしれない。
※2 2027年卒 企業新卒採用予定調査
調査担当者のコメント
今回の結果から、学生の志望が最も多い業界はIT業界であることがわかりました。学生が業界を選ぶ際には、給与や待遇を重視する傾向がありますが、IT業界の平均年収は全産業平均を上回っており、こうした点からも学生の関心が高まっていると考えられます。
また、経済産業省の「IT人材需給に関する調査」によれば、2030年には最大約79万人のIT人材不足が見込まれており、学生の注目が高い現状は望ましい状況といえるでしょう。
一方で、業界を知ったきっかけとしては、「親や大学の先輩から聞いた」「合同説明会などで偶然知った」といった、周囲との接点によるものも多く見られ、興味を持つきっかけは多様であると考えられます。そのため、企業においては学生とのさまざまな接点を大切にしながら、採用活動を進めていただければと思います。
マイナビキャリアリサーチLab研究員 中島英里香・服部幸佑
調査概要
| 内容 |
マイナビ 2027年卒大学生志望業界ランキング
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| 調査期間 |
2026年2月2日(月)~2026年2月9日(月) |
| 調査対象 |
2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生 |
| 調査方法 |
マイナビ2027全会員にWEB DMを配信し、インターネット上のアンケートフォームで回収 |
| 有効回答数 |
983名 |
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