- 12月にアルバイト先で働く時間を「増やす予定」の大学生は3人に1人以上。増やす理由は「収入を増やしたいから」が最多
- 「今のアルバイト以外で新しい仕事をしたい」割合は半数以上。新しく働きたいと思う仕事は「スポットワーク」や「単発の仕事」がトップに
- 帰省先があるアルバイト就業中の大学生のうち、年末年始に「帰省」する予定は55.7%。そのうち26.6%は「帰省先でスポットワークをする予定」
調査概要
現在のアルバイト先での年末の働き方
- 12月に現在のアルバイト先で働く時間を「増やす」大学生は34.5%
- 増やす理由は「収入を増やしたいから」が7割を超え、最多
勤務時間の増減意向について
アルバイト就業中の大学生のうち、2025年12月に現在のアルバイト先で働く時間を「増やす」と回答した割合は34.5%だった。
アルバイト就業者全体(14.5%)と比較し、「大学生(34.5%)」のほうが20.0pt高く、12月に向けて大学生がアルバイトのシフトに積極的に入る動きがみられる。【図1】
【図1】(現在のアルバイト先)2025年12月の勤務時間の増減意向/多様化する年末のアルバイト実態調査
勤務時間をどの程度増やすか
「増やす」と回答した大学生に、月間の平均就業時間からどの程度増やすかを聞いたところ、「1~2割」が 45.1% で最も高く、「3~4割」が 35.2%で続いた。【図2】
【図2】(現在のアルバイト先)2025年にどれくらい働く時間を増やすか/多様化する年末のアルバイト実態調査
増やす理由
増やす理由では、「収入を増やしたいから(71.8%)」「時間に余裕があるから(43.7%)」「報酬や条件が一時的に良くなるから(21.1%)」が上位となった。【図3】
【図3】(現在のアルバイト先)働く時間を増やす理由(複数回答)/多様化する年末のアルバイト実態調査
現在のアルバイト先以外での年末の働き方
- 12月に「現在のアルバイト先以外で新しい仕事をしたい」大学生の割合は58.3%
- 新しく働きたいと思う仕事は、「スポットワーク」や「単発の仕事」がトップに
新規就業の意向
アルバイト就業中の大学生のうち、2025年12月に「現在のアルバイト先以外で新しい仕事をしたい」割合は58.3%で、2人に1人以上となった。アルバイト就業者全体(40.4%)と比較し、大学生の方が17.9pt高く、現在の就業先以外での就業意向も高い傾向にある。【図4】
【図4】(現在のアルバイト先以外)2025年12月における新規就業の意向/多様化する年末のアルバイト実態調査
新しく働きたいと思う仕事
また、現在のアルバイト先以外で新しく働きたいと思う仕事の種類では、「スポットワーク」「単発の仕事」が30.6%で最も高かった。
全体と比較して大学生は年末に収入を増やすため、既存のアルバイトに加えて、勤務時間や日程を柔軟に選べる働き方に魅力を感じる傾向がみられた。こうした志向は、休暇を充実させながら効率的に収入を得たいという意識に起因していると考えられる。【図5】
【図5】(現在のアルバイト先以外)新しく働きたいと思う仕事(複数回答)/多様化する年末のアルバイト実態調査
年末年始の帰省スポットワーク
- 帰省先があるアルバイト就業中の大学生のうち、年末年始に「帰省する予定」は55.7%
- そのうち、26.6%は「帰省先でスポットワークをする予定」
年末年始の帰省予定
帰省先があるアルバイト就業中の大学生のうち、2025年度の年末年始に「帰省する予定」と回答した割合は55.7%で、アルバイト就業者全体(33.3%)と比較すると22.4pt高かった。【図6】
【図6】(2025年度)年末年始の帰省予定/多様化する年末のアルバイト実態調査
帰省先でのスポットワーク
「帰省する予定」と答えた大学生のうち、「帰省先でスポットワークをする予定」と回答した割合は26.6%となり、アルバイト就業者全体(16.5%)より10.1pt高かった。
この結果から、大学生の年末年始の働き方は帰省先でも”隙間時間”を活用して収入を得る動きがみられ、スポットワークが生活に取り入れやすい働き方として浸透していることがうかがえる。【図7】
【図7】(2025年度)帰省先でのスポットワーク予定/多様化する年末のアルバイト実態調査
調査者コメント
本調査では、2025年12月にアルバイト時間を「増やす」と回答した大学生が全体と比較して高く、現在のアルバイト先で労働時間を拡大する動きがみられました。年末には年収の壁を超えないようにする「働き控え」の問題もありますが、年末を「稼ぎ時」として捉え、アルバイトに多くの時間をあてたいと考える大学生も少なくないのかもしれません。
加えて、冬休みによる時間的余裕や、企業の人材確保施策が魅力として映り、短期就労への関心も高まっていると考えられます。
また、年末年始に帰省先でスポットワークをしたいという意向もみられ、時間や場所にとらわれない柔軟な就労スタイルが広がっていることもうかがえます。柔軟な働き方を望む人材と人材不足を感じる企業がマッチングしていくことは、人手不足回避に向けた有効な施策となるのではないでしょうか。
マイナビキャリアリサーチLab研究員 嘉嶋 麻友美
調査概要
| 内容 |
マイナビ 多様化する年末の働き方実態調査(2025年) |
| 調査期間 |
2025年11月4日(月)~11月10日(月) |
| 調査対象 |
【全体】 全国の15-69歳の男女(中学生を除く)のうち、アルバイトで働いている人 【大学生】 19-23歳の大学生(大学院生、短期大学、専門学校、高等専門学校等の学生含む)
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| 調査方法 |
インターネット調査 |
| 有効回答数 |
【全体】 3,210サンプル 【大学生】 206サンプル
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| 補足 |
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります
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