キャリア・アダプタビリティとは、自身のキャリア形成を主体的に進めて、環境変化に適応する能力を指す。
この能力を活用していく上では「4つの資源」それぞれを高めることが、理想とするキャリア形成に繋がる。具体的には、将来のキャリアをどうしたいか考える「関心」。目標に向かって自身をコントロールする意識を持つ「統制」。新しい知識やスキルアップに取り組む「好奇心」。困難を乗り越えられると信じる「自信」である。これらは、アメリカの心理学者ドナルド・E・スーパーによって提唱された概念だ。
変化のめまぐるしい現代において、環境や働き方などの変化にうまく対応していくことが、個人・企業問わず求められる。